猫の言葉社日記

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サルカンニエミ遊園地の「わんわん丘」

2014.8.27


ベンチに座っているのが、わんわん丘のお父さんとお母さん

タンペレ市のサルカンニエミ遊園地の一角に、マウリ・クンナスの絵本「わんわん丘」を再現した遊び場があります。昔の農家、動物たち、野外劇場、カフェ、ショップなどがあり、家族連れでにぎわっていました。(私が行ったのは5月)

マウリの「わんわん丘」シリーズは、フィンランドの歴史を楽しく紹介する絵本として、フィンランドでとても人気があります。わんわん丘の住人は、もちろん「わんわん」ばかり。この遊園地には、絵本の主人公たちがあちこちにいるので、とても楽しいです。

わんわん丘のキッレ君とエルサちゃん

野外劇場で、わんわん丘の劇をやっていました。

おやっ、この働き者はだれ?

フィンランドではもう、2か月半もあった長い夏休みが終わり、学校が始まりました。子どもたちの夏休みが終わると、遊園地もほぼ終わりです。毎日オープンしていた遊園地が週末だけとなり、そのうち雪に覆われてしまうのです。夏の終わりの遊園地って、もの悲しいですね。

今年は東京も、久しぶりに8月の終わりに秋の気配が感じられます。私たちは猛暑から解放されてやれやれですが、フィンランド人にとって、急に寒くなる秋、そして、すぐに冬を迎えるこの季節は、しっかりとした心構えが必要になるのでしょう。

(この記事の文章および画像を無断で使用することを禁じます。(C)猫の言葉社)

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