昨年開催した「ヘルヤの花束展」は、大変好評でした。
ご来場頂いた多くの方から「次はいつですか?」と、お尋ねがありました。
ヘルヤの美しい陶板を絵本の読者に見て頂く展覧会は一度きりのつもりでしたが、皆様の熱意に押されて、今年も開催する運びとなりました。
これは、ヘルヤのお蔭でもあります。
日本のファンの方々のために、ヘルヤが新しい陶板を制作してくれました。
そして、昨日、12 X 12 cm の一点物の陶板が16枚も届いたのです!!
うさぎと天使が一緒にいる作品もあり、やはりヘルヤらしいですね。
色彩も、とても美しいです。
こんなに愛らしい天使たちもいます。
どれも 5~7cm の大きさです。
ヘルヤ曰く、「ストレス発散天使」。
天使を握って、ストレスを発散させ、心を落ち着かせるのだそうです。
だから、わざと、でこぼこしています。
デスクの上に飾っておくだけでなく、仕事中にストレス発散天使として
活用してみたいですね。
フィンランドの名窯アラビアは、140年以上の間、数々の陶磁器を世に送り出してきました。
しかし、ヘルシンキにある大きな工場が、昨年、惜しまれつつ閉鎖されてしまいました。
デザイナーたちはまだ残っていますが、不自由さは否めないでしょう。
ヘルヤは、フンッピラに個人のアトリエがあり、今でも全く同じように制作を続けています。
多くの人達から愛されたアラビアが、残念ながらこうなった今だからこそ、ヘルヤの美しいデザイン、楽しいデザインを振り返ることに、大きな意味があると思います。
桜の綺麗な成城で、皆様のご来場を心よりお待ちしています。
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