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ヘルヤ・リウッコ=スンドストロムの展覧会

2012.10.9


ヘルヤ・リウッコ=スンドストロムの展覧会

「なかなおり」と「地平線のかなたまで」(ともに猫の言葉社刊)で日本の読者にも人気のヘルヤですが、セラミック・アーティストとして製陶アラビアでの50周年を祝う大きな展覧会がヘルシンキで開催されています。

自分の人生を振り返って創作した作品をまとめたJossain aina aurinko「いつもどこかに太陽が」(Kirjapaja刊)も出版されました。その中にある作品は新しい技法を用いて作られています。

9月11日にオープニングパーティがありました。
ヘルシンキ市長のあいさつの後、ヘルヤがスピーチをし、「私はアラビアが大好きです。アラビアを守りたいと思います。フィンランド人で、アラビアの食器を使わずにお墓に入る人なんていないでしょ」と言って笑いを誘っていました。ヘルヤは、とても精力的に仕事を続けています。

ヘルシンキの港にKauppatoriというマーケット広場があります。それに隣接しているヘルシンキ・シティ・ホールのギャラリーです。11月4日まで開催していますので、ヘルシンキにお立ち寄りの方はぜひご覧ください。「地平線のかなたまで」の点字つき陶板や「地平線」の立体像もあります。

*「地平線のかなたまで」が増刷になりました。

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